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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/10/4 11:30)
(ブルームバーグ)9月の米高級車販売でドイツのダイムラー傘下の「メルセデス・ベンツ」がトップとなり、今年の首位の座を維持した。メルセデスのスポーツタイプ多目的車(SUV)の需要が好調で、インセンティブ(販売奨励金)支出を大きく増やしたBMWに打ち勝った。
メルセデスの発表によれば、9月の販売台数は2万9500台と、前年同月比で1.7%増。トヨタ自動車の「 レクサス」は2%増の2万5801台、 BMWは4.6%減の2万5389台だった。メルセデスのSUV「GLC」の販売は2倍余りに達した。
米自動車調査会社トゥルーカーのアナリスト、エリック・ライマン氏の試算では、過去2年間に年間で高級車販売首位にあるBMWはインセンティブ支出を1台当たり平均6732ドルと、前年同月比44%増やした。一方、ダイムラーは9.3%減の4342ドル。トヨタの平均はレクサスを含め0.1%減の2330ドル。トゥルーカーはブランド別の数字を算出していない。
1-9月の販売台数はメルセデスが24万9204台、レクサスが23万6193台、BMWは23万133台。
原題: Mercedes Pads U.S. Luxury Lead as Incentives Fail to Boost BMW(抜粋)
(2016/10/4 11:30)