[ 機械 ]
(2016/10/17 05:00)
「次世代製造技術に挑む」をテーマとする専門展示会「モノづくりマッチングJapan2016」(日刊工業新聞社主催)が、19日に東京ビッグサイト(東京・有明)で開幕する。注目される3次元(3D)造形のほか、表面仕上げ、バリ取り加工、機能材料など最先端の製品・技術を一堂に展示。来場者との商談に結びつける。会期は21日まで。主な出展者の展示内容を紹介する。
【トルンプ/金属プリンターの活用例を紹介】
ルンプは、レーザーを用いた金属3Dプリンターの造形技術を発信する。レーザー粉体肉盛り(LMD)方式の既存製品に加え、粉末焼結積層造形(SLM)方式の金属3Dプリンター「トルプリント1000=写真」もPRする予定。また、航空宇宙産業向けなどの造形サンプルを展示し、金属プリンターの活用例を紹介する。
【ソディック/金型部品の造形サンプルを展示】
ソディックは金属3Dプリンター「OPM250L」による積層造形技術をPRする。金型部品など造形サンプル(写真)の展示により、OPM250Lの性能をアピールする。導入を検討する顧客には、同装置の活用事例なども紹介する方針だ。同装置はソディックが2014年に投入した製品で、造形後に後加工を施す点などが特徴。
【キーエンス/新材料のシリコーンゴムも目玉】
キーエンスはインクジェット式3Dプリンター「アジリスタ―3000シリーズ=写真」を出展する。装置本体のほか、自動車業界、電機業界など向けの造形サンプルも展示し、技術力をアピールする。また、今回は新材料のシリコーンゴムも目玉。シリコーンならではの弾力性が特徴で、医療業界などにPRする考えだ。
【マテリアライズ/3Dプリンター向けソフトPR】
マテリアライズジャパンは、3Dプリンター向けにデータ作成から出力までを一貫して支援するソフトウエア製品群をPR(写真)する。また、新製品の3Dプリンター開発支援用パッケージ「マテリアライズ・コントロール・プラットフォーム(MCP)」も目玉。21日10時半から会場内で開くセミナーで、同製品を紹介する。
【TRAFAM/金属プリンター開発の情報提供】
(2016/10/17 05:00)