[ 機械 ]
(2016/10/20 05:00)
19日に開幕した「3D造形技術展」で独トルンプレーザシステムのグンター・ヴァインマン技術役員が特別講演を行った。「金属3Dプリンティングが拓(ひら)くインダストリー4・0」がテーマ。ヴァインマン氏は3Dプリンターなどのレーザーを用いる先端の製造技術を紹介した。
「レーザーは製造業のあらゆる用途で活躍できる」と同氏は強調。代表例としてトルンプグループが手がける粉末焼結積層造形(SLM)方式、レーザー粉体肉盛り(LMD)方式の金属プリンターを取り上げ、「SLMは精密造形が可能、LMDは生産性が高い」と説明した。
また、他の用途としてレーザーによる溶接、切断、刻印などを挙げ、「将来的には、一つの光源であらゆる用途に対応できるシステムを構築したい」と展望を述べた。
(2016/10/20 05:00)
関連リンク
機械・ロボット・航空機1のニュース一覧
- シンフォニアテクノロジー、新型ロケット「H3」に参画−三菱重工と開発(16/10/20)
- TRAFAM、金属3Dプリンター用電子銃を公開−多田電機が開発(16/10/20)
- トーヨーエイテック、センターレス研削盤投入−外内径をワンチャック加工(16/10/20)
- 3D造形技術展、先端レーザー技術を紹介−独トルンプレーザシステムが特別講演(16/10/20)
- 食品機械展「FASE関西」、各種セミ開催−自動化・安全技術に高い関心(16/10/20)
- MHPSなど、ウズベキスタンで高効率発電設備を受注(16/10/20)
- 「2016洗浄総合展」開幕−小型・高機能化が加速(16/10/20)
- 「モノづくりマッチングJapan2016」開幕−幅広い用途向け目立つ(16/10/20)