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(2016/10/21 05:00)
【山形】「第54回技能五輪全国大会」の全競技が、山形県で22日に始まる。23歳以下(一部競技を除く)の若手技能者1318人が参加し、41職種で熱戦を繰り広げる。24日に競技結果が発表され、成績優秀者は2017年10月にアラブ首長国連邦・アブダビで開かれる「第44回技能五輪国際大会」に派遣される。
会場は山形ビッグウイング(山形市)など山形県内の14施設。21日には山形県総合運動公園(山形県天童市)で開会式が開かれる。先行して始まった「旋盤」競技では6種類の部品を高精度で作り、組み立て、スムーズに動かす課題に選手が挑んだ。課題のレベルは高く、手こずる選手も多く見られた。競技責任者の吉浦研主査は「課題は年々難しくなっている」と、参加する選手の健闘に期待する。
山形県での開催は初めて。今大会は東日本大震災からの復興の視点から、東北各県との連携によるモノづくり力を全国に向けて発信する場ともする。
(2016/10/21 05:00)