[ 機械 ]
(2016/11/4 05:00)
【クロイツ/他社製MC対応バリ取り工具】
クロイツ(愛知県刈谷市)は工作機械に取り付けるバリ取り用工具を出展する。「Nバイト=写真」は歯車、「Xツール」は交差穴の加工後に発生するバリを取れる。従来製品は自社のバリ取り機でしか使用できなかったが、新製品はマシニングセンター(MC)など他社製の工作機械に取り付けられるようにした。
【北川鉄工所/車加工向け傾斜NC円テーブル】
北川鉄工所は、自動車加工ラインに最適な「省メンテナンス傾斜NC円テーブル=写真」を開発した。小型マシニングセンター(MC)に搭載でき、完全内蔵ロータリージョイントに対応する。供給配管の集中で側面に突起がなく、MC搭載時の干渉検討が容易。ローラー・ギアカム減速機の採用でメンテナンスの手間を軽減できる。
【兼房/多刃ダイヤフェースミル出展】
兼房はフライス加工に使用する工具「多刃ダイヤフェースミル=写真」を出展する。ロウ付けで刃を取り付けるため、業界で主流の替え刃式に比べて刃の数を多く配列できる。カッタータイプの刃数は仕様別に16―32。高速加工でも負荷が少ない。自動車業界などに、アルミニウム部品を効率よく加工できると提案する。
【オンワード技研/切削工具コート技術で長寿命化】
オンワード技研(石川県能美市)は、切削工具の長寿命化や切削油の使用量低減などにつながるコーティング技術を紹介する。ダイヤモンド・ライク・カーボン(DLC)膜やセラミックス膜などで約20種類のスペックがあり、その中から加工対象物の材質や用途、工具の摩耗パターンなどに応じてそれぞれに最適な膜を提案する。
(2016/11/4 05:00)