[ 機械 ]
(2016/11/10 05:00)
【不二越/歯車スカイビング加工機展示】
不二越は新製品の歯車スカイビング加工機「GMS450=写真」を出展する。スカイビング、旋削、穴あけの3加工に1台で対応可能。歯車加工の所要時間を従来比5分の1にできる点も特徴だ。また、切削工具の展示では超硬ドリル、タップの新シリーズが目玉。寿命が競合品の2―3倍という耐久性などをアピールする。
【OKK/高剛性・重切削MCなど前面に】
OKKは高剛性ボックス型構造と各送り案内面に角型すべりガイドを採用した立型マシニングセンター(MC)「VM660R=写真」や、新発売の横型MC「MCH6300R」などを展示する。両機種ともに高い主軸トルクや機械剛性、安定した加工が特徴。高剛性・重切削機を前面に打ち出し、難削材加工の効率化ニーズを取り込む。
【太陽工機/間口縮小600mmの立型研削盤出展】
太陽工機は機械の間口を600ミリメートルに縮小した超小型立型研削盤「USG―1=写真」を出展し、省スペース性と生産性の向上を訴求する。その他、二つの加工エリアで異なる工程を同時に加工しながら、加工を終えたワーク(加工対象物)を交換できる高生産型立型研削盤「PGV―3」など5台を展示する。
【コダマコーポ/仏製3DCADシステム出展】
コダマコーポレーション(横浜市都筑区)は、フランスのミスラーソフトウエア製3次元(3D)ソリッドCAD/CAMシステム「トップソリッド・キャム7=画面写真」を出品する。煩雑なデータ変換が不要。製品の形状が変わってもツールパス(工具軌跡)を自動更新する。穴あけから同時5軸までの加工をサポートできる。
【中村留精密/窓ガラスをモニター化する装置】
中村留精密工業(石川県白山市)は、工作機械の窓ガラスをモニターに転用して機械の状態やカメラ画像を映す「スマートウインドー」を参考出品する。温度や工具の回転数などの情報、機械内部の見えにくい部分の画像が見える。将来のオプション導入を目指す。複合加工機や自動化につながる多段積みストッカーも出展する。
(2016/11/10 05:00)