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(2016/11/10 11:00)
(ブルームバーグ)安倍晋三首相は10日午前、米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ氏と電話会談し、17日にニューヨークで会談する方向で合意した。 萩生田公一官房副長官が記者説明した。
萩生田氏によると、トランプ氏からは安倍首相のこれまでの業績を高く評価しているとの話があったほか、日米関係は卓越したパートナーシップであり、この特別な関係をさらに強化していきたいとの発言があった。環太平洋連携協定(TPP)や在日米軍駐留経費についての話題はなかった。安倍首相はトランプ氏に対し早期の直接会談を要請、トランプ氏も素晴らしい提案だと応じた。
萩生田氏は「電話会談は打ち解けた雰囲気で、個人的な信頼関係を構築する上で非常に有意義なものだったと思う」と述べた。トランプ氏が繰り返し、安倍首相の経済政策などを高く評価していたとも説明した。電話会談は日本側が申し入れ、午前7時55分から約20分間行われた。
(2016/11/10 11:00)