[ ICT ]
(2016/12/7 07:00)
(ブルームバーグ)トランプ次期米大統領はツイッターで、ソフトバンク創業者の孫正義社長が米国に500億ドル(約5兆7000億円)投資し、5万人の雇用を創出する見通しを明らかにした。
孫氏は記者団に資金が「米国の新しい企業や新興企業に」向かうと述べた。同氏はサウジアラビア政府と共に1000億ドル規模のテクノロジーファンドを立ち上げているが、それが米国投資の一翼を担うかどうかは不明。
トランプ氏のツイートは、孫氏と6日にニューヨークで面会した後に投稿された。ソフトバンクは米携帯電話事業者4位スプリントの親会社。スプリントの株価はニューヨーク時間午後2時50分(日本時間7日午前4時50分)現在、4%高の8.37ドル。スプリントとの合併の可能性が以前浮上していた業界3位のTモバイルUSの株価は一時3%高の56.66ドルを付けた。
孫社長は面会後、記者団に対し、規制緩和を支持するトランプ氏の大統領就任を祝いたいと同氏に伝えたことを明らかにした。
原題: Japan’s SoftBank to Invest $50 Billion in U.S., Trump Says (2)(抜粋)
(2016/12/7 07:00)