[ その他 ]
(2016/12/15 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発売する月刊誌「型技術」1月号では、「2017年 金型・成形技術の展望と方向性」を特集する。樹脂成形やプレス、鍛造、ダイカスト、ゴム、金属射出成形(MIM)など、工法ごとに、金型および成形技術に関わる動向と展望を解説する。近年、注目を集める、金型分野におけるIoT(モノのインターネット)活用についても取り上げた。
樹脂成形では、本間技術士事務所の本間精一代表が、成形不良の低減、高性能・高機能製品の成形、薄肉ハイサイクル成形―の3点に焦点をあて、事例をもとに成形技術の開発動向を述べる。
また、樹脂成形の先端テーマと言える、「マイクロ・ナノスケール転写成形」「熱可塑性繊維強化樹脂の活用」「金型内の樹脂流動の可視化と成形品の3次元CT(コンピューター断層撮影装置)観察」について、それぞれキーマンが研究動向や業界動向を解説する。
17年を迎えるにあたって、金型・成形メーカーが競争力を高めるためのヒントとなるべく、今後の技術開発の方向性を紹介する。
(2016/12/15 05:00)