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[ 化学・金属・繊維 ]
(2016/12/16 05:00)
三井化学はロボット材料事業で供給先を増やしている。ファナックの協働ロボット“緑のロボット”の外装カバーにウレタン材料が採用された。4月に専門部署を立ち上げるなど、新規開拓領域としてロボット分野への攻勢を強める。素材の提供だけでなく、センサーなどの開発も進める。長年培った化学技術を基に、ロボット向けのソリューション提案力を磨く。
協働ロボットは安全柵なしで人と協調して動くため、万が一の接触に備えて弾力性の高い素材が求められる。同時に意匠性や耐久性も必要であり、それらが総合的に評価されたという。
三井化学は産業向け以外に介護などサービスロボット分野への進出も狙う。茨城県つくば市での実証事業において、開発した圧電繊維センサー内蔵のバンパーを提供して性能評価中だ。産学連携では、立命館大学や関西大学とロボットアームの基礎研究を共同で進めている。
同社は2025年度までの長期経営計画で「新事...
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(2016/12/16 05:00)
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