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[ 科学技術・大学 ]
(2016/12/28 05:00)
映画やテレビの視聴や音楽の鑑賞、ゲームのプレイなど、現代において浴室はエンターテイメントを楽しむ場にもなった。ビートを刻めばシャワーを浴びることさえ、エンタメ体験になり得る。
「ジョーロビート」は音楽のビートに合わせ、シャワーヘッドの弁が開閉する。水滴はシャワーヘッドから放たれてから体に届くまで約150ミリ秒。この遅延分を計算し、楽曲に先行したビートを生成する。リズムにのった水しぶきが音楽の躍動感を高め、新しい刺激を提供する。
電気通信大学の梶本裕之准教授は「シャワーの水圧に強弱をつけると、通常よりも強く感じる」と説明する。曲によっては水量を抑えつつシャワー圧を強く感じさせられることも可能だ。“節水ソング”のビートが家計の負担を減らすかもしれない。(随時掲載)
(2016/12/28 05:00)
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