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[ ICT ]
(2017/1/5 05:00)
■高精細映像、低遅延で伝送
IoT(モノのインターネット)時代に適した次世代移動通信システム「5G(第5世代移動通信)」。通信の高速・大容量化が一段と進み、高精細な映像や画像を低遅延で伝送できるようになる。5Gのインフラが整備できれば、自動運転や遠隔医療など産業用途が飛躍的に増えるとみられる。さらにスポーツ観戦など娯楽の楽しみ方も多様化しそうだ。2020年の導入を目指す5Gで、未来の暮らしはどのように変わるのか。(清水耕一郎、葭本隆太)
■自動運転車・ロボ普及
【IoT化に対応】
IoTの普及で通信とあらゆる産業が融合し、膨大な端末がネットにつながり、通信量が爆発的に拡大するとみられる。それに対応する通信インフラが5Gだ。
NTTドコモの栄藤稔執行役員は「産業の発展を通して国民の生活が変わっていく」と、現行の「4GLTE(第4世代移動通信)」から5Gへの変化をこう説明する。
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(2017/1/5 05:00)
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