[ その他 ]
(2017/1/10 05:00)
日刊工業新聞社が10日に発売する月刊誌「機械設計2月号」では、「からくりのメカニズム設計―からくり設計編―」を特集する。からくりの魅力は、制御系の技術に頼らずに実用的な動作をメカニズムの妙を使って実現するところにある。
からくりメカニズムの要素は、一つの棒に二つの穴があいたリンクや、三つの穴があいたレバーといった単純なものばかりだ、それらを組み合わせることでさまざまな運動特性をつくり出せるようになる。
本特集では、それらのメカニズムの知識を土台にして、一つのメカニズムの動きから複数のタイミングの異なる運動をつくり出す方法や、運動方向を自由自在に変更する手法など、からくりの醍醐味(だいごみ)に迫る。
例えば、時間遅れをつくるクロッグ機構や、クロッグとスプリングを併用した時の追従特性、摩擦を利用した時間差の作り方など、典型的な設計手法や構成例を紹介する。
(2017/1/10 05:00)