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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/1/23 05:00)
東レ建設(大阪市北区、冨山元行社長、06・6447・5152)が分譲する全戸で電力を融通できるマンションが3月、静岡県長泉町で完成する。電力が不足する家庭に対し、余力のある家庭用燃料電池「エネファーム」から送電して過不足を解消する。マンション全体として外部からの電力購入を60%削減し、各戸の光熱費を低減する。
東レ建設のマンション名は「シャリエ長泉グランマークス」で、2棟190戸を分譲する。1棟目への入居が3月末に始まり、2棟目は2018年3月の完成予定。全戸のエネファームを監視、制御する「T―グリッドシステム」を静岡ガスとパナソニックが開発して導入した。電力はマンションが電力会社と契約する「高圧一括受電」を採用する。
エネファームは普段、家庭の電力消費に合わせて発電する。エネファームの最大出力(700ワット)以上に電力を使う家庭があると、余力のあるエネファームが発電量を増やし、マンシ...
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(2017/1/23 05:00)
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