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(2017/1/27 05:00)
第59回十大新製品賞の受賞パーティーが26日、東京都内で開かれた。受賞者を代表して安形哲夫ジェイテクト社長が「これからもお客の声を真剣に聞いて、新しい世界にチャレンジしていきたい」とあいさつ。また、古川利彦ソディック会長もあいさつした。乾杯の音頭をとったアマダホールディングスの磯部任社長は「我々はメーカーなので外部環境に惑わされないで、技術の向上、製品の開発に取り組んでいくのが使命。切磋琢磨(せっさたくま)してお互いに頑張っていきましょう」と語った。
【アイダエンジニアリング・中西直義副社長/挑戦続ける】
世界戦略の上で重要な次世代の製品がこのように評価され、本当に光栄だ。これからも新しいチャレンジをしていきたい。
【アマダホールディングス・磯部任社長/五輪に照準】
光栄だ。バンドソーは技術的に成熟していたが、丸のこ盤を超える切断速度の商品を開発した。東京五輪・パラリンピックで増える需要に応えたい。
【NEC・木下学副社長/改革に弾み】
ビジネスモデルを文化にしようと社内に号令をかけている。人工知能(AI)ソリューション群はビジネスモデルそのものだ。受賞は全社改革にも合致し励みになる。
【オークマ・花木義麿社長/革新に貢献】
本賞の栄誉に浴し感激している。開発者の頑張りで世界に先駆け超複合加工機を送り出せた。世界のモノづくり革新に貢献できると思う。
【クボタ・久保俊裕副社長/開発の励み】
農機に全地球測位システム(GPS)を使った当社初の製品での受賞は開発者の励みになる。農作業は労力を使うので生産性向上に役立ててほしい。
【ソディック・古川利彦会長/現場を改善】
とても光栄だ。ダイカストの現場はとても過酷だと聞いている。開発者は現場環境を改善したいとの思いで受賞製品を開発した。少しでも貢献していきたい。
【ファナック・山口賢治社長/連携が強み】
大変に光栄なこと。当社のファイバーレーザー発振器は制御機器やロボットと円滑に連携することができる。この特徴を売り込んでいきたい。
【富士通・阪井洋之執行役員常務/現場力評価】
AIは技術力もさることながら、お客さまのプロセスに入り込んで課題を解決する現場力が決め手となる。そこも含め受賞できたことは意義深い。
【安川電機・高宮浩一取締役常務執行役員/効率を提供】
受賞は大変光栄だ。スポット溶接時の省スペースレイアウトが可能になるため、より効率的な溶接のソリューションを提供していく。
【ヤマザキマザック・岡田聡常務執行役員/量産分野開拓】
光栄な賞をいただきうれしく思っている。今後は量産分野でも我々が得意とする汎用機や複合加工機の需要が増えるので、量産分野にも力を入れていく。
【ジェイテクト・安形哲夫社長/決断と努力】
大きな機械なので、生産には工場の床の補強をする思い切った決断と関係者の努力が必要だった。これから資源産業が活性化しそうなので、売り上げに期待したい。
【日立製作所・堀田多加志技師長/社会に貢献】
技術企業として開発製品を認められ、喜ばしく感じている。今後、さまざまな重要施設に順次配備し、社会に貢献していきたい。
【不二越・花戸宏之執行役員/「EZ」拡販】
2013年に「MZシリーズ」を投入し、電気電子分野を開拓できている。受賞した「EZシリーズ」でさらに加速させたい。
【シチズンマシナリー・中島圭一社長/発想を柔軟に】
お客さまの困りごとを解決するのが開発コンセプトだ。工作機械で嫌われる振動を利用し、困りごとの切り粉を抑えている。今後も発想を柔軟に開発したい。
【ダイヘン・蓑毛正一郎取締役執行役員/新しい柱期待】
手間がかからないワイヤレス給電システムは、自動車以外の幅広い業種に期待できる。新しい柱に期待しており、受賞は励みになる。
【三菱重工工作機械・白尾誠二社長/努力を続ける】
大変光栄だ。明確な適用分野があって、開発した製品ではないが、顧客は面白がってくれている。本当の評価はこれから。努力を続けたい。
【印南製作所・印南英一社長/ないもの作る】
世の中にないモノをつくる開発機械メーカーとして製品を認めていただき、光栄で、励みになる。今後も専門家をうならせるような製作を続けたい。
(2017/1/27 05:00)