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[ 機械 ]
(2017/1/31 05:00)
【名古屋】ジェイテクトは2017年春から出荷する工作機械の全機種にデータ解析モジュールを標準搭載し、中小企業のスマートファクトリー需要を開拓する。機械単体の稼働データをIoT(モノのインターネット)なしで収集・解析できる。経済産業省がスマート工場実証事業を16年度に始めるなど官民でスマートファクトリー普及の動きが進む中、IoTに費用や人材面で抵抗がある中小製造現場のスマート化を後押しする。
標準搭載するのは電流や主軸トルクなど各種変動データを収集・蓄積し解析するモジュール「TOYOPUC―AAA」。工作機械本体のコンピューター数値制御(CNC)装置に接続し、そこから取得する各種データの解析エンジンと、データを蓄積する記憶装置で構成する。
IoTでなくとも「ユーザーが簡単に設定でき、取れたデータを自由に使える」(青能敏雄工作機械メカトロ事業本部IoE推進室長)ため、中小企業でも導入し...
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(2017/1/31 05:00)
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