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[ エレクトロニクス ]
(2017/2/6 18:00)
(ブルームバーグ)中国スマートフォン市場で2016年、国内勢のオッポ(OPPO)が首位、華為技術(ファーウェイ)が2位となり、米アップルと韓国のサムスン電子の退潮が鮮明になっている。
調査会社IDCによれば、ビボ(vivo)を加えると中国勢がトップ3を占めた。アップルの「iPhone(アイフォーン)」出荷が昨年10-12月(第4四半期)に減り、競争激化に伴い「アイフォーン7」が大ヒットとならなかったことを浮き彫りにしている。
アップルとサムスンは、中国の小米が台頭した11年ごろから、中国勢にシェアを奪われている。IDCは6日公表のリポートで、オッポと華為、ビボの3社で昨年の出荷シェアの48%を占め、アップルは4位に後退したと説明した。小米は16年、5位となった。
アップルはアイフォーンの出荷を16年に23.2%減らし、市場シェアを9.6%と、約2年ぶりの低水準に落とした。サムスンはトップ5にも入らなかった。
原題: Apple Is Getting Pushed Around in China by Local Phone Brands(抜粋)
(2017/2/6 18:00)