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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/2/11 05:00)
ビール大手4社の1月の販売数量が10日、まとまった。ビール類合計は前年同月比6%程度の増加、ビールも同3%程度の増加でともに4カ月ぶりのプラスになった。ただ、2015年12月に大幅な在庫出荷増があった反動で16年1月に数量が減った影響が大きい。企業別ではキリンビールがビール類で同約17%増、アサヒビールが同1%増、サントリービールが同5%増、サッポロビールが同3%増だった。
キリンの伸び率が高いのは在庫出荷反動影響が大きかったためだ。ブランド別では「一番搾り」ビールが17%増、第三のビール「のどごし」が同23%増。のどごしは主力品のリニューアルと店頭活動強化効果が出た。
アサヒは「スーパードライ」は同2%程度減少したが、第三のビール「クリアアサヒ」は同17%増。7カ月連続増加と好調が続く。
サントリーは「ザ・プレミアム・モルツ」ビールが同24%増と大幅増。販売活動強化に加え、黒ビールの新商品発売が押し上げた。サッポロは「ヱビス」ビールが期間限定商品効果で同15%増だったが、「黒ラベル」は同1%減となった。
(2017/2/11 05:00)