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[ 科学技術・大学 ]
(2017/2/16 05:00)
スマートフォンに目玉を付ける―。人間は相手と同じ物を見つめると自然とシンパシーが沸いてくる。視線はコミュニケーションの大切な要素だ。だがテレビ電話では画面が小さく黒目が分かりにくい。いつも目が合っているように感じる「モナリザ効果」により視線が読めなくなる。日本人の細目ではなおさらだ。そこでスマホに目玉を付けた。
黒い丸の上に「テレビ石」と呼ばれる鉱物を置くと、目玉に黒目が浮かび上がったように見える。筑波大学の大槻麻衣助教は「安く簡単で、目玉の存在感が強力」と胸を張る。視線に合わせて黒目を動かし、視線誘導の効果を確かめた。相手の目を見て話さない日本人には、画面越しに面と向かうことも気恥ずかしい。だが目玉があれば互いを直視しなくても視線を交わせる。遠距離恋愛のカップルに朗報だ。(随時掲載)
(2017/2/16 05:00)
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