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(2017/2/17 05:00)
日刊工業新聞社が20日発売する月刊誌「工場管理3月号」は、「自立化を制する工場が国際競争を制す〜海外工場 人づくりの極意〜」を特集する。現地従業員の自主性を育み、海外拠点の強みを発揮する11社の事例を取り上げる。自立した海外工場になるノウハウを紹介する。
外部環境の変化に対応し、拠点の強みを発揮するにはモノづくりの全体最適を自ら志向できる人材の育成が欠かせない。こうした自立した従業員を育成するためには、改善活動やイベント運営で、現地従業員が中心となる仕組みづくりを行うことが有効になる。
ダイキンインダストリーズタイランドでは、日本で研修した従業員が帰国後、指導役になって、ほかの社員に知識や考え方を教え込む。日本側からの一方的な指導ではなく、ローカル側に落とし込むことで、自主性を引き出す。現地主体のマネジメントに向けた足元固めを行う。
デンソータイランドではカンボジア工場の立ち上げと技術指導をタイ人スタッフが支援。カンボジア人スタッフが工場の中核人材として活躍し、海外拠点同士で自立化に向かう取り組みを紹介する。
(2017/2/17 05:00)
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