エアアジアＸ、関空からハワイ便 「格安」で初

マレーシアの格安航空会社（ＬＣＣ）エアアジアＸは、クアラルンプールから関西国際空港を経由し、米ホノルル（ハワイ州）を結ぶ路線を６月２８日に就航する。日本から太平洋を横断するＬＣＣの路線は初めてという。週４往復運行する。関空―ホノルル間の価格は、２月２６日までの申し込みで片道１万２９００円（消費税込み）から。それ以降の価格は今後設定する。

機材はエアバスＡ３３３を使用し、高付加価値のプレミアムフラットベッド１２席、エコノミー３６５席。

エアアジアＸのベンジャミン・イスマイル最高経営責任者（ＣＥＯ）は「長距離旅行を大衆化したい」と意気込む。関空を運営する関西エアポート（大阪府泉佐野市）のエマヌエル・ムノント副社長は「太平洋横断路線は関空の航空ネットワーク戦略で重要な第一歩」とし、今後の中長距離ＬＣＣ誘致に意欲を示す。