ジュネーブショー／三菱自、新型小型ＳＵＶ公開−欧市場に年末投入

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三菱自動車は年末に欧州で新型小型スポーツ多目的車（ＳＵＶ）「エクリプス　クロス＝写真」を販売する。力を入れるＳＵＶシリーズの世界戦略車で、北米、アジア、中国、ロシアなどに順次展開する。日本には１７年度中に投入し、国内では約４年ぶりの新型車となる。岡崎製作所（愛知県岡崎市）で生産し、海外生産も検討する。

新型車は同社の主力中型ＳＵＶ「アウトランダー」の車台をベースに開発。都会的なクーペスタイルとダイナミックなＳＵＶの機動力を融合させたデザインが特徴で、強みの四輪制御技術を搭載して走りにも磨きをかけた。排気量１５００ｃｃの新型ガソリンエンジン搭載車と、同２２００ｃｃのディーゼル車をそろえた。

１９日までスイスで開かれる「ジュネーブ国際モーターショー」で世界初公開し、益子修社長は連合を組む仏ルノーや日産自動車とのシナジーにより「ＳＵＶと電動車メーカーとしての地位を強化する」と述べた。