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(2017/3/14 05:00)
日本発明振興協会(東京都渋谷区、原昭邦会長、03・3464・6991)は13日、日刊工業新聞社と共催で「第42回(2016年度)発明大賞」の表彰式を、東京都港区の明治記念館で行った。発明大賞本賞を受賞したバイオクロマト(神奈川県藤沢市、木下一真社長、0466・23・8382)をはじめ計24件を表彰した。
バイオクロマトは、らせん状回転流を利用した揮発性物質の濃縮装置を開発した。容器と栓にらせん状の溝を付け、液体を効率的に濃縮できる。木下社長は「さらに付加価値のあるモデルなどを販売し、研究現場を少しでも効率化できるように尽力していく」と喜びを語った。
同協会の原会長は「受賞を機に次の目標にチャレンジしてほしい」とたたえた。同賞は発明により産業の発展や国民生活の向上に寄与した中堅・中小企業、個人などに贈られる。
(2017/3/14 05:00)