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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/3/17 05:00)
JR東日本は16日、5月1日から運行を始める豪華寝台列車「トランスイート四季島」について、車内インテリアを公開(写真)した。四季島は工業デザイナーの奥山清行氏がデザインを手がけ、外装の塗色はシャンパンゴールドをベースに特別調合したオリジナルの四季島ゴールドが特徴。先頭車はガラス張りで上質感を体現したほか、内装は木材や漆、和紙など、日本古来の素材をふんだんに生かし、モダンな和のテイストが基調となっている。
四季島は発着駅となる上野駅の13.5番線ホームに入線。編成は10両で、1号車と10号車が展望車、2~4号車と7~9号車が客室、5号車がラウンジ、6号車がダイニングとなっている。最上級の四季島スイートは、メゾネット構造となっており、2階にある畳敷きの掘りごたつでくつろぎながら景色を楽しめる。1階には寝室のほか、ヒノキ風呂を備えた浴室もあり、列車という限られたスペースの中で、非日常をゆったりと体験できる設計だ。奥山氏は「乗客が一生忘れないような旅ができるようにしたい」と述べた。
(2017/3/17 05:00)