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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/3/20 05:00)
富士重工業は2020年までに、自動車の組み立てラインと主要サプライヤーの生産ラインを同期させるリーンな生産体制を構築する。組み立て車種順に部品を調達し、中間在庫を減らす。群馬製作所(群馬県太田市)近郊の主要部品メーカー3社と連携し、まずシートなど15部品を対象に構築。20年以降に他の部品メーカーにも広げる。年販100万台超体制で持続的に成長するため、生産体制を刷新する。
新たに構築する生産方式「生順生産」は、富士重工業の組み立てラインの車種情報をサプライヤーと共有。サプライヤーはこの情報に沿って、部品を富士重に供給する。これまで富士重はサプライヤーから一定間隔でまとめて部品調達しており、中間在庫が増える要因となっていた。
まずシートやドアトリムを生産するしげる工業(群馬県太田市)、ボディー部品を手がける東亜工業(同)、排気系や燃料系部品を生産する坂本工業...
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(2017/3/20 05:00)
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