[ 政治・経済 ]
(2017/3/29 05:00)
政府は28日、2017―20年度の観光立国推進基本計画を閣議決定した。16年3月に策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」を踏まえ、同ビジョンの数値目標である、訪日外国人旅行者数4000万人や訪日外国人の旅行消費額8兆円などを取り込み、目標達成のための施策を盛り込んだ。また、16年12月に成立した統合型リゾート(IR)推進法を受け、必要な法整備の検討を進めることを新たに明記した。
計画では20年までに、古民家を観光の核として再生、活用する取り組みを全国200地域で推進するとした。また、農村に観光客を呼び込む「農泊」をビジネスとして確立できる地域を全国で500地域創出。地方への観光客の流動を促進する施策を強化する。一方、大都市における観光施策では、夜間に観光ができないという、訪日外国人の声を受け、伝統芸能や芝居、コンサートの開始時間の後ろ倒しや、美術館や博物館の夜間開館を推進する。
(2017/3/29 05:00)
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