[ 金融・商況 ]
(2017/3/30 05:00)
ゆうちょ銀行が貯金口座を持つ個人顧客向けの融資業務に参入することが29日、分かった。融資限度額は50万円程度とし、口座残高がゼロになった場合、不足額を自動的に融資する機能の付与を検討している。2019年の業務開始を目指す。運用環境が厳しさを増す中、融資業務の拡充で収益力の強化を図る。
ゆうちょ銀は近く、総務省と金融庁に新規業務の認可を申請する。現在、定期貯金を担保にした融資を行っているが、今回申請する個人向け融資では、審査業務を保証会社に委託するなどの方法で、無担保融資を可能にする方向だ。
ゆうちょ銀は12年9月に、住宅ローンや企業向け融資などの新規業務を申請した。しかし、認可されないまま既に4年半が経過しているために、これらの申請は取り下げる予定。
(2017/3/30 05:00)
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