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[ 金融・商況 ]
(2017/3/31 05:00)
経済産業省はクレジットカード各社にAPI(応用プログラムインターフェース)の公開(オープンAPI)を促すガイドラインを策定する方針を固めた。フィンテック(金融とITの融合)企業がカード会社の決済データなどにアクセスしやすくなり、消費者の利便性向上につながる多様な新サービス創出につながる見通し。すでに金融庁がオープンAPIを実質義務化する銀行法改正案を国会に提出しており、日本でのフィンテックの普及が加速する。
ガイドラインの策定を見据え、経産省は31日に「クレジットカードデータ活用に係るAPI連携に関する検討会」を開き、API連携で創出されるサービスや収益・費用分担などのあり方を議論する。5月にも中間報告書を策定する予定だ。
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(2017/3/31 05:00)
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