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[ トピックス ]
(2017/4/5 05:00)
電線各社の情報通信事業が好調だ。世界的な情報通信技術(ICT)市場の拡大で光ファイバー関連製品の需要が急伸、追い風が吹く。各社は高いシェアを持つ製品を核に市場を深耕するとともに、IoT(モノのインターネット)や自動運転といった新たな需要の掘り起こしを狙う。一方、祖業の電線事業は成熟化した国内市場から、競合メーカーがひしめく海外市場へのシフトが求められている。(渡辺光太)
光部品関連で世界をリード−高速・大容量化ニーズに対応
【動き出す新体制】
「電線御三家」では2016年4月にフジクラが社長交代し、伊藤雅彦社長が就任。この4月には古河電気工業も小林敬一社長による新経営体制がスタート。今年創業120周年を迎えた住友電気工業は6月下旬に井上治住友電装社長が社長に昇格し、13年ぶりに社長交代する予定。新体制が動きだして...
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(2017/4/5 05:00)
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