[ 環境・エネルギー ]

定家が見たオーロラ裏付け・13世紀の京都で観測可能−極地研など

(2017/4/5 05:00)

13世紀初めに京都で目撃され、鎌倉時代の歌人藤原定家(1162―1241年)が日記『明月記』(写真)に書き残した赤いオーロラは、太陽活動が活発化し、巨大な磁気嵐が連続して起きたため生じたことが分かった。樹木の年輪に残された痕跡や、中国の歴史書などとの照合で裏付けられた。国立極地研究所と国文学研究資料館の共同研究チームが発表した。

太陽表面の大規模な爆発(太陽フレア)が起きると、高エネルギー粒子が地球に到達して磁気嵐を起こし、高緯度地域ではオーロラが観測される。巨大磁気嵐は人工衛星の故障や大規模停電などの影響が懸念されており、研究成果は太陽活動の長期的変化と巨大磁気嵐の予測に役立つという。

(2017/4/5 05:00)

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