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[ 科学技術・大学 ]
(2017/4/7 05:00)
【松江】島根県産業技術センターは、超高水圧加工玄米の摂取効果を検証した。同玄米は水に浸した玄米を6000気圧で粉砕加工したもので、認知症改善などに一定の有用性が認められたという。専門家チームで健康への効果など検証作業を続けていた。
島根大学医学部の橋本道男特任教授は、50人のモニターが1年間同玄米を摂取した結果、白米の摂取者と比べて骨密度低下の予防や改善などで効果があったと検証した。同志社大学大学院脳科学研究科の杉本八郎教授はマウスでY字迷路試験などを行い、老化に伴う認知機能低下や運動機能低下などに対する予防効果が期待できるとした。
島根県産業技術センターと共同で同玄米を共同開発したエリーゼ(島根県飯南町)の木下仁志社長は「菓子や麺などの食品や、医療分野にも活用してもらえるように技術の多様化を進めていきたい」と話している。
(2017/4/7 05:00)
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