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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/4/11 05:00)
三井住友建設は金沢工業大学と油化三昌建材(東京都千代田区、多賀誠社長、03・6212・6395)と共同で、床への衝撃音を低減する工法「SSTボイド工法」を開発した。床を構成するコンクリートスラブ内に、床への振動をおもりの共振により抑制する装置(TMD)を埋め込んだ。今後模型による効果を実証後、集合住宅に展開する。
SSTボイド工法はスラブ内に、おもりとなるコンクリート板を発泡スチロールで包み込む構造を形成。床への振動に対してコンクリート板が共振する。発泡スチロールとコンクリート板の接触部の形状を工夫し、衝撃音が問題となる周波数域での振動を低減する。 新工法により、床への衝撃音は5デシベル以上の改善が可能。通常の空洞があるスラブ(ボイドスラブ)と比べ、2割程度スラブを薄くできる。実寸の3分の1の大きさの実験で、スラブの振動低減効果を確認した。さらに実寸の試作モデルで検証していく。
(2017/4/11 05:00)
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