- トップ
- 医療・健康・食品ニュース
- 記事詳細
[ 医療・健康・食品 ]
(2017/4/19 05:00)
日立製作所とHIROTSUバイオサイエンス(ヒロツバイオ、東京都港区、広津崇亮社長、03・6277・8902)は18日、線虫によるがん検査の実用化に向けた共同研究を始めると発表した。大量の検査ができる自動化技術を確立し、がんの早期発見につなげる。1回数千円程度の安価な検査法として技術開発し、2020年の実用化を目指す。
ヒロツバイオの線虫がん検査法「エヌ・ノーズ」は線虫ががん患者の尿に近づき、健常者の尿から離れる特性(化学走性)を利用した検査法。簡便・安価で高精度に検査できる技術として期待される。今回、日立が開発した線虫がん検査の自動解析技術を活用し、検査の自動化について共同研究する。
ヒロツバイオは九州大学発のベンチャー企業。広津社長は「高感度と低コストを両立する技術であり、多くの人に最初に受けてもらうがん検査として実用化したい」と語る。
(2017/4/19 05:00)
関連リンク
素材・ヘルスケア・環境のニュース一覧
- 東レ、C型肝炎治療薬「フエロン」縮小 代替治療普及で苦戦(17/04/19)
- 日立とヒロツバイオ、線虫がん検査を共同研究 20年実用化目指す(17/04/19)
- 新社長登場/日立金属・平木明敏氏「世界に類のない材料会社に」(17/04/19)
- 富士フイルム、バイオ医薬品の生産投資拡大 米英で140億円(17/04/19)
- 三菱ケミ、植物由来ポリウレタン樹脂 他社との協業積極化(17/04/19)
- 大日印と積水化学、電子ペーパー共同開発 フィルム型太陽電池を搭載(17/04/19)
- 水になじみ油をはじくフッ素コーティング、三菱マテが応用製品(17/04/19)
- アストラゼネカ社長、「がん領域の開発品強化」(17/04/19)
- 東ソー、TDI系誘導体 10%以上値上げ(17/04/19)
- 経営ひと言/新報国製鉄・成瀬正社長「値上げで変化」(17/04/19)