[ その他 ]
(2017/5/9 05:00)
日刊工業新聞社が10日に発売する月刊誌「機械設計6月号」では、「機械設計に活かす 測定・計測技術の最新動向」を特集する。モノづくりは「測れないモノは作れない」と言われるように、設計者は設計図で指示した寸法などを検証するための測定・計測方法を把握する必要がある。通常、測定や計測は品質管理部門が担当することが多いが、設計部門でも正確な測定技術を身につけることで、手戻りのない質の高い設計を実現できる。
最近では、非接触で寸法を測定する光学測定分野などで精度・機能ともに技術の進展が著しい。また、3次元の測定データから設計データ(CADデータ)を生成するリバースエンジニアリングなど、測定技術を応用した新しい取り組みも進んでいる。
特集では、寸法(長さ・幾何公差)の測定分野を中心に、機械設計者が知っておくべき測定・計測技術の最新動向を解説する。特に「3次元測定技術・測定機の進歩」「幾何公差測定の課題」「測定データと設計データとの連携といった新しい動き」の三つの観点から最近の話題を取り上げて解説する。
(2017/5/9 05:00)