[ 新製品 ]
(2017/5/10 05:00)
ダイハツ工業は9日、軽乗用車「ミライース」を6年ぶりにフルモデルチェンジし、発売したと発表した。低燃費・低価格を維持しつつ、衝突回避支援システムを同車として初めて採用するなど安全・安心機能も強化した。税込み価格は84万2400円から。月9000台の販売を目指す。
軽量高剛性ボディー構造の採用や足回り部品の最適化などにより、車両重量を従来比最大80キログラム減の650キログラムに低減した。加えて、独自樹脂パーツの採用や空気抵抗を低減したボディーデザインに仕上げたことで、燃費は1リットルあたり35・2キロメートルを実現した。
同社では今回のミライースを、新設計思想「DNGA」の原点を確立するための車種と位置づけている。
三井正則社長(写真)は「今後、DNGAに基づいた新商品第1弾を投入し、さらに小型車へ、グローバルへと展開する」と意欲を語った。
(2017/5/10 05:00)