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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/5/23 05:00)
大林組は巴技研(東京都中央区、兼澤敏之社長、03・3533・6701)と共同で、大型風車をリフトアップして組み立てる装置「ウインドリフト=写真」を開発した。発電容量3000キロワット級の風車の建設でも、超大型クレーンを使わずに作業できる。施工スペースの確保に必要な準備工事が不要となり、コストを従来工法より10―20%程度削減できる。
ウインドリフトはジャッキアップにより、部材を持ち上げて風車を組み立てる装置。風車の中心部であるハブとブレード(羽根)を、上空で水平上に組み立て、建て起こしながら風車の支柱上端部に持ち上げられる。
3000キロワット級の大型風車の施工で必要だった、1200トン級の超大型クレーンが不要になる。
地上で組み立てる用地を減らせるため、施工スペースを最大30%削減できる。
大林組はグループ初の風力発電事業として取り組む三種浜田風力発電所(秋田県三種町)の建設で、ウインドリフトを利用。約10%のコスト削減を実現した。
(2017/5/23 05:00)
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