ジェイテクト、アシストスーツに参入

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【名古屋】ジェイテクトは２９日、工場作業者向けなどのパワーアシストスーツ（写真）に参入すると発表した。電動パワーステアリング（ＥＰＳ）やロボティクスなどの技術を生かして開発。製造業の現場などで深刻化する労働力不足の解消などに貢献したいとしている。２０１８年度の発売を目指す。

２９日に名古屋市内で開いた事業説明会で安形哲夫社長が明らかにした。作業者が身に付け、腰などの負担を軽減。安形社長は「反力制御などステアリング事業で培った技術を生かす」と話した。

同社は４月、新規事業推進の専門部署を社内に設置し、新事業立ち上げを積極化する。パワーアシストスーツはその第１弾で、他にも３―４種類の製品候補があるという。