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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/5/31 05:00)
JFEスチールとジャパンパイル(東京都中央区、黒瀬晃社長、03・5843・4192)は30日、鋼管くいを使う「先端拡大根固めくい工法」で、先端支持力が従来より2―3割高い新工法を開発したと発表した。支持性能は国内最大水準だという。柱の本数を抑えたいとの要望が強い大型物流倉庫や、臨海部への建設が多い火力発電所などへの採用を目指す。施工費で1―2年後に年間20億円相当の受注を見込む。
新開発の「コン剛パイル工法」は、セメント製の根固め球根と鋼管くいの接合部に取り付ける鉄筋の形状や長さを工夫し、くいと根固め球根の一体性を高めた点が特徴。
くいで最大1500ミリメートル、根固め球根で同じく3000ミリメートルと、先端拡大根固めくい工法では最大規模の大径化に対応できる。これで支持力が高まり、柱の削減につながるほか、1本の柱を複数のくいで支えるという手間も避けやすくなる。従来の「場所打ちくい工法」に比べ、くい工事の工程が2割程度、施工費が10―15%減るという。
(2017/5/31 05:00)
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