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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/6/5 05:00)
戸田建設は建設現場で、アクティオ(東京都中央区、小沼直人社長、03・6854・1411)が開発した重機の緊急停止装置を採用した。作業員が重機に接近した場合、重機が自動的に緊急停止し、作業員の安全を確保できる。すでに8現場で導入しており、今後も導入する現場を広げていく。
緊急停止装置は、重機の運転室に緊急停止装置本体(親機)と、赤外線発光機を機体に取り付ける。作業員はセンサー(子機)を装着したヘルメットをかぶる。作業員が所定の距離に近づくと、重機が緊急停止し、警報音を発する。ヘルメットのセンサーも警報音と振動を発して、重機に接近したことを知らせる。
緊急停止装置は3―6メートルの範囲で稼働する。適用できる重機は油圧ショベル(写真)。戸田建設は今後、アクティオと作業を担う大蓉ホールディングス(埼玉県川口市、西田喜代子社長、048・299・7708)と装置を改良し、さまざまな重機や工事計画に対応できるようにする。
(2017/6/5 05:00)