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(2017/6/7 05:00)
日刊工業新聞社が8日発売する「プレス技術7月号」は「今こそものにするハイテン材590、780、980MPa」を特集する。590から980メガパスカルまでのハイテン材の成形技術に絞って現場での成形に役立つノウハウ、またさらなる品質向上のためのポイントを解説する。
総論で自動車部品におけるハイテン材の活用部位や開発動向など現在の潮流を提示。解説ではハイテン材成形の際に考慮すべき金型表面処理、材料特性、サーボプレス活用、シミュレーション活用、さらに現場におけるハイテン材成形の「抜き」「曲げ」「絞り」の基本ノウハウを紹介。各技術を満遍なく使用したハイテン材加工事例なども提供する。
自動車部品の軽量化と強度向上に向け、高強度を保ちつつ薄肉化が可能なハイテン材の活用が広がっている。その中でも既存の設備で加工可能な340メガ―440メガパスカルのハイテン材は汎用化が進み多くのプレス加工メーカーで成形している。中小プレス加工メーカーを中心に次のレベルとなる590メガパスカル、そして超ハイテンの入り口とされる780、980メガパスカルの成形技術確立が急がれている。
(2017/6/7 05:00)
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