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(2017/6/20 05:00)
■アクセスランキング・ベスト10(6/12~6/18)
2位 JAXA、次世代航空機用エンジン技術開発 環境規制に対応―来年度実証
3位 埼玉県警、サイバーポリスに民間人登用 NEC系から警部補に
5位 グーグル、ロボット2社手放す-開発の難しさ・人材流出… 時間・コスト壁厚く
6位 MRJ納入、19年に前倒し-三菱航空機、仏技術者の力 フル活用
7位 TDK・センサーにかける新成長戦略(上)「石黒色」鮮明に-社長主導で2000億円投資
8位 【電子版】「マクロン党」過半数濃厚、仏下院選の第1回投票
9位 英ディープマインド、深層学習より高い予測性能を実現 長期課題担うAI開発(動画あり)
10位 株主総会/ホンダ、長期ビジョン説明-移動の進化・暮らしの価値創造
解説■埼玉県警、サイバーポリスに民間人登用 NEC系から警部補に(6/13)
サイバーセキュリティーを含め、中小企業などを対象としたITリテラシー向上のための勉強会が各地で開かれているものの、まだまだ大都市中心。ある大手サイバーセキュリティー会社の担当者によれば、地方も含めたセキュリティー意識の啓もうや対策強化でカギになるのが警察の存在だという。
県警などはサイバー犯罪に加えサイバーテロへの備えも進めている。そうした中、民間の専門家との人事交流は、この分野での警察の役割を高めるのに役立つものと思われる。
一方で、こちらは人事交流というよりリクルートだが、ITスキルに長け、サイバー攻撃の事情に詳しいハッカーをどうやって防御する側に取り込むかもこれからの課題。日本ではサイバー犯罪を起こした人物は犯罪者として前途が閉ざされてしまう。そうした人物をあえて守りを固める「ホワイトハッカー」に起用するような仕組みが不可欠なのでは、という指摘もある。サイバーセキュリティーでは技術や体制だけでなく、やはり「人」が基盤となる。
(2017/6/20 05:00)