エアバス、自社航空機のデータ分析−燃費改善などに活用

【パリ＝戸村智幸】欧エアバスは２０日、自社製航空機の操縦実績データを分析し、燃費改善などに生かすプログラムを始めると発表した。エミレーツ航空、マレーシアの格安航空会社（ＬＣＣ）エアアジア、日本のＬＣＣのピーチ・アビエーション（大阪府田尻町）など航空会社４社が参加する。

エアバスが開発した分析プラットフォーム（基盤）「スカイワイズ」を利用し、データ分析する。エアバスは将来的に、自社製航空機全ての操縦実績データを分析することを目指す。

会見に出席した井上慎一ピーチ・アビエーション最高経営責任者（ＣＥＯ）は「革新的な挑戦に参加でき光栄。当社のビジネスにも役に立つ」と期待感を示した。