[ 機械 ]
(2017/6/23 05:00)
千代田化工建設は、浮体式の液化天然ガス(LNG)発電分野に参入する。中古のLNG船に発電設備を備えた「フローティング・LNG・パワープラント=イメージ」を開発し、アメリカ船級協会から概念承認(AIP)を取得した。島しょ部をはじめとする遠隔地に、LNG発電設備を設ける案件の受注を目指す。
千代田化工は余剰のLNG船を活用して事業化する。LNGの受け入れや貯蔵・気化機能とともに、最大40万キロワットまでの中小規模の発電設備を備えられるようにする。中古船を使うことでコストを抑制し、短納期で対応する。
電力を陸側に直接供給できるため、LNGの受け入れ基地や発電設備の土地が必要なく、遠隔地の発電需要を取り込む。
(2017/6/23 05:00)