- トップ
- エレクトロニクスニュース
[ エレクトロニクス ]
(2017/7/6 05:00)
アルプス電気はドイツの完成車メーカーと共同で、車載用生体センサーモジュールを製品化する。運転手の瞳孔の状態や脈波などをセンシングし、自動運転や先進運転支援システム(ADAS)に必要な情報を収集する。自動運転に伴う車室の快適性向上ニーズに備え、生体情報を基にマッサージ機能やストレスを抑制する照明など新機能の導入も想定する。2020年度以降に次世代自動車への搭載を目指す。
モジュールは加速度センサーやガスセンサー、音波センサーを組み合わせる。目や血流、呼気から精密な情報を算出し、眠気やアルコール摂取の有無などの覚醒状態を把握できる。声やジェスチャーなども検知できるため操作方法もより直感的にできる。シートやハンドルなどに搭載するほか、レーダー内の搭載も検討する。
運転手の生体情報の収集・分析は完成車メーカーを中心に進んでいる。「条件付き自動化(レベル3)」では手動操作と自動運転が混在する...
(残り:276文字/本文:676文字)
(2017/7/6 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。