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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/7/12 05:00)
清水建設は11日、山岳トンネル工事で、トンネル底面部の表面状況を可視化し、掘削量を把握できるシステムを開発したと発表した。底面部の状況に合わせ、プロジェクションマッピングで掘削量を色分けする(写真)。作業者は必要な部分を視認しながらムダなく掘削できる。清水建設は山岳トンネルの工事に水平展開していく。
新開発のシステムはトンネル底面部にコンクリートを打設する前に使用する。底面部の表面を3次元(3D)計測するスキャナーと、掘削量を色分け表示する画像データを作成するソフト、画像データを底面に照射するプロジェクターで構成する。
使用時はスキャナーで底面と周囲の3Dデータを取得。底面の計測値と計画値との差異を瞬時に計算し、その差異を色分け表示した画像データを、プロジェクターで照射する。計測値と計画値との差異を5センチメートル単位で色分け表示できる。作業員は掘削場所を容易に視認でき、作業効率や安全性を向上できる。
(2017/7/12 05:00)
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