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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/7/13 05:00)
【ニューヨーク=時事】米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は11日、経営破綻したタカタが欠陥エアバッグで新たに270万個のリコール(回収・無償修理)を届け出たと発表した。米国でのリコール対象は最大7170万個に膨らむ。
ガス発生装置の湿気を吸収する乾燥剤に、硫酸カルシウムを用いた運転席用のエアバッグが対象で、日産自動車、マツダ、米フォード・モーターが搭載車を販売した。気温や湿度が変わりやすい環境に長期間さらされると、性能が劣化し破裂の危険性が高まるという。これまで実際に破裂した例は確認されてない。
タカタ製エアバッグの破裂に絡み、米国では少なくとも12人が死亡、180人超が負傷している。ホンダやトヨタ自動車など供給を受けたメーカーは16社に上り、米史上最大規模のリコールが実施されている。ただ、6月末時点で回収率は4割にとどまる。
(2017/7/13 05:00)
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