ジェトロ、中小の中東進出サポート ドバイ事務所の体制強化

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  ドバイの街並み（ジェトロ提供）

日本貿易振興機構（ジェトロ）は１日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のジェトロ・ドバイ事務所内に、日本の中小企業をサポートする枠組み「中小企業海外展開現地支援プラットフォーム」を導入し、サービスを開始したと発表した。現地在住のコーディネーターが、ドバイを中心とした中東諸国のマーケティングや税務・会計の相談に応じるほか、現地の政府機関や法律事務所などへの取り次ぎを行う。

中東に進出する日系企業は増加傾向にあり、ＵＡＥにある日系企業の拠点数は２０１７年に４４２拠点と、０６年の２１１拠点から倍増した。商社や製造業、サービス業など多様な業種が進出に意欲をみせているという。企業の関心の高まりに伴い、ジェトロへの問い合わせも増えていることから、現地でのサポート体制を強化することにした。

ジェトロの「中小企業海外展開現地支援プラットフォーム」は、すでにタイやミャンマー、ブラジルなどのジェトロ事務所に導入しており、ドバイ事務所で１６カ国・地域、２２カ所目となる。