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(2017/8/15 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発行する「型技術9月号」は、「品質保証の強化・効率化を図る! 最新の計測機器と活用技術」を特集する。モノづくりの重要な要素である品質保証の強化・効率化につながる計測機器、活用技術を、計測機器ユーザーの活用事例や、計測機器メーカーからの提案を通じて紹介した。
総論は、「『価値創造・型技術』と計測技術・機器の最新動向」をテーマに大阪大学の高谷裕浩教授が執筆した。製造に関わるビッグデータを活用し、プロセスを重視した品質・機能保証を行う「プロダクション・クオリティ(生産品質)」の考え方を紹介するとともに、新たな戦略的加工計測と最新の技術動向について概説した。
ユーザー事例では、精密プレス部品や鋳造品、射出成形品に対して、画像処理技術の活用などで検査の強化・効率化を行った4社の事例を取り上げた。また、計測機器メーカーからの提案として、冷間鍛造部品向け外観検査装置や非接触式3次元平面測定システム、ポータブル型X線残留応力測定装置の活用事例、画像処理による精密計測などの事例を紹介した。
(2017/8/15 05:00)