[ ICT ]

VR・3D映像活用、エンジ業界が加速 顧客と完成イメージ共有

(2017/8/15 05:00)

エンジニアリング業界で建物の設計や提案に仮想現実(VR)や3次元(3D)映像を活用する動きが加速している。顧客に早い段階で建物の内部や外観を分かりやすく示すことができ、図面よりも完成イメージを共有しやすい。追加工事が発生するリスクを抑えられるほか、設計に携わる人材の育成にも利用でき、VRなどがもたらす効果は小さくない。日揮をはじめエンジ3社の取り組みを通じて、三者三様の狙いがみえてくる。(孝志勇輔)

日揮、海外の設計力底上げ

  • 日揮は3DモデルやVRを先行して導入した

「ゼネコンより3Dを使いこなすのはたけている」―。日揮国内インフラプロジェクト本部産業システム設計部の津多秀和シニアエンジニアは、ノウハウの蓄積に自信をのぞかせる。

医薬品の製造施設の場合、限られたスペースに配管やダクトなど必要な設備を配置することが求められる。しかも複雑な構造で、屋外に建設す...

(残り:1,966文字/本文:2,366文字)

(2017/8/15 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

機械・ロボット・航空機のニュース一覧

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン