１００年経営シンポ開催−福井支局開設記念で

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日刊工業新聞社と１００年経営の会（北畑隆生会長＝元経済産業事務次官）は１７日、福井支局開設を記念した１００年経営の会シンポジウム「不変と革新」を福井商工会議所（福井市）で開いた。約１９０人が参加した。

来賓の西川一誠福井県知事（写真）は「今後の道路網や北陸新幹線の開通がビジネスチャンスを広げる」と述べた。森清近畿経済産業局長は「日本で５番目に１００年企業が多い福井で長寿の経営の秘訣（ひけつ）を学びたい」と語った。

シンポジウムは川田達男セーレン会長兼最高経営責任者（福井商工会議所会頭）、武藤昌三シンフォニアテクノロジー会長らが講演。川田会長は「変化に対応した企業だけが生き残る」と、非衣料事業で変革を成し遂げた取り組みを紹介。武藤会長は「ノーと言わない企業風土の大切さ」を述べた。（福井）